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心と身体のケアを!メンタルヘルス

大型連休の遊び疲れや出勤のリズムが崩れたせいと思い、ご自身で体調を整えていく人も多いのではないでしょうか。多くの場合は一過性ですが、長期化すると、病名として適応障害と診断されることがあります。ほかにも、うつ病や自律神経失調症、下痢や嘔吐など消化器系の症状で生活や仕事に支障をきたし、パフォーマンスの低下が生じることがあります。今回は、「ゴールデンウィークが明けた頃から、心身の不調を感じる状態」である五月病についてお話します。

目次

五月病のきっかけ

新卒社員では、職場や仕事自体に対する理想と現実のギャップを感じたり、希望の会社に就職できたという大きな目標を達成し、次の目標を見出せず、そこで燃え尽きてしまうこともあるようです。ほかには、職場の人間関係に馴染めない、現業務のプレッシャーが大きいなどが挙げられます。いわゆるストレスの増強がきっかけになると考えられます。

しかし、五月病のきっかけは、職場内だけとは限りません。大型連休を利用した帰郷や飲み会は、オンラインも含めて、家族や同級生など、古くからの友人や懐かしい人たちと交流する機会として増える人がいます。些細なことがきっかけで、日々奮闘している自分自身をちっぽけに感じたり、まわりの人たちが輝かしく見えることはあります。

しかし、心身のストレスが溜まっていると、まったく違う生活ベースで仕事をしていても、必要以上に比較してしまい、自らの現実を悲観してしまうのです。また、家族や近しい人の期待に応えたい、心配させたくない思いが、ほんとうの気持ちを言えないといった状況になり、これまで張り詰めていた気力の糸がぶつりと切れることもあるでしょう。

大型連休がない業種や部署の人でも、この時期は五月病になることがあります。たとえば、仲間の誘いを断るのがつらい、身近な人たちのSNSでの賑わいをさびしく思うなど、孤独を感じる人もいるようです。なかには、ニュースから行楽地の様子を見聞きすると、ふと虚しさを感じると話す人がいました。五月病は近況の心身のストレスが何かをきっかけにして出現します。

気になる社員への声かけ

社員に対して、いつもと違う様子を感じていても、どんな風に声をかけていいのかわからない、個人的な質問やプライバシーに介入されたと受け取られないか心配といった声が挙がります。
そんなときには、「よく眠れている?」と声をかけましょう。睡眠は脳と体の休息です。睡眠不足は日中の行動に影響します。些細なミスや伝達漏れ、集中力の低下は睡眠不足に起因していることが少なくありません。寝付きが悪い、夜中に何度も目が覚める、眠りが浅い、なかには、悪夢で目覚めるため、一日の始まりから憂鬱になる人もいます。
心身の不調は本音を言えない人もいますので、「この頃、寝付きが悪いんだけど、○○さんは?」など、自らの話として切り出しやすいと思います。

五月病をマネジメントする

起きやすい時期や症状が予測できる五月病は、事前や事後の対策を講じることができます。

個人の問題ではなく、組織として環境を整えていきましょう。

・声かけや協力を促進できるよう、職員全員が五月病を正しく理解する。

・大型連休が明けた即日の提出物や緊張度の高い会議は避ける。

・大型連休に伴い、業務量が増加する予定がある人は残業に関して職場ルールとして管理し、退勤しやすい雰囲気や体制をつくる。

事故防止やハラスメント対策と同じく、職場としての取り組みが非常に重要です。

最後に

五月病は誰にでもなり得る心身の状態です。ストレスを感じたり無理が続いたら休養を心がけることも必要です。また上司や担当部署に速やかに相談が出来るように、職場としての取り組みが非常に重要です。

この記事を書いているのは・・・
八重樫 一行(やえがし かずゆき)/特定社会保険労務士
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